1966-04-06 第51回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会科学技術行政に関する小委員会 第2号
○倉田参考人 私申し上げておりました基礎研究というのは、大学をさしているのではございません。そういう意味で、新しい一つの機関をつくっていただいたら、こういうのであります。
○倉田参考人 私申し上げておりました基礎研究というのは、大学をさしているのではございません。そういう意味で、新しい一つの機関をつくっていただいたら、こういうのであります。
○倉田参考人 最近技術導入が非常にむずかしくなったいうことはもうお話しのとおりでございます。私どもは国産技術を標榜しまして、技術導入ということは非常にきらいなのでございますが、なかなかそうばかり言っても時の問題が解決しないような問題がありますので、ずいぶん技術導入もいたしております。しかし何といっても、技術導入をすればこれに対する対価、国の金がなくなるのでありますから、それを無制限に出すわけにまいりませんから
○倉田参考人 ただいま井深さんからお話がありましたが、私も同感なんでありまして、今日私どものやっております研究体制というようなものを反省しまして、いろいろ考えておるのでありますが、幾ら金があっても研究が必ずできるとも限りませんし、また必ずしも金がなければできないとも限らないのでありますが、しかし、環境と人と金がなければ研究ができないということは、もう申し上げるまでもないことでございまして、そういう意味
○参考人(倉田主税君) お尋ねの問題は私どもも十分調査はしておるつもりでおりますけれども、何しろ調査する方法その他について非常に私どもは不便でありまして、完全な調査ができないという憾みを持つております。なおいろいろの隠れた機関その他によつて承知いたしております方面から、ほかの国が相当輸出しておるであろうというような想像もいたしておりますし、併し私どもとしても何か許可品目の中は我々の製品が許されるならば
○参考人(倉田主税君) 今お話のございました機械、二重価格製品の輸出の不振の原因でありますものは、勿論コストの高いことであります。これは私ども先ほど申上げましたように重工業輸出振興会というものを作りましたのも、如何に下げるかということによつてこの輸出を促進しようというので出発したのでありまして、私どもは勿論自力で二割下げたい、これは希望ではありましたが、それによつて相当下りました。併し原料が何としても
○参考人(倉田主税君) 先ほど来山際副総裁並びに重工業局長からお話のありましたような事柄については、私ども痛切にその必要性を感じておるものでありまして、その必要性であるということと同時に資金が潤沢であつて欲しいというようなことについて簡単に御説明申上げたいと思います。私どもは日立製作所としては戦前においても輸出をやつておつたのであります。これは恐らく電気機械とか何とかいうものの輸出においては非常に目覚